では今日は、総持寺の夏季参禅講習で何をやったかを書いていきまーす。
止静(しじょう)・抽解(ちゅうかい)・経行(きんひん)

要は座禅。参禅講習ですから、座禅をするのは当たり前。足が悪い方は椅子に座って行います。
止静は座禅開始のこと。抽解は座禅を終えること。経行は歩く座禅。
座禅組んだのは3日間で5回ですね。初日夕方2回、2日目朝夕1回ずつ、3日目朝1回。初日だけ経行を挟んで、2回で座禅組みました。
1回40分なのですが、前回と違って40分できましたよ(T ^ T)!!初日の経行挟んだ2回目は厳しかったですけれども!座禅して、眠くなるって本当だった!座禅ってこういうものなのね、と感激(注:座禅中寝てはいけません。警策で叩いてもらいましょう)。
本当、「座って、息して」に集中していると40分なんてあっという間です。足のしびれも感じません。集中切れるとね、もうダメです。「暑いし、足痛いし、早くおわんないかなあああ」で頭がいっぱいです。40分が苦痛です。5分が20分くらいに感じます。修行が足りません。
講義と提唱

夏季参禅講習は座学があります。それも受講したくて、申し込みを決めました。それぞれ1回90分。全部で4つありました。
講義
「総持寺五院の開創と開基禅師の思想」
「『相承』〜受け継がれし御両尊の御心〜」
提唱
「禅語に学ぶ」
「道元禅師和歌集」
講義と提唱の違いはすみません、よくわかりません。。。
講義は歴史系、提唱は禅とは何か、みたいな感じかな?
講義
近年の総持寺のテーマが「相承」なのですが、総持寺にとって、また曹洞宗にとって「相承」ってどういうこと、っていうお話です。どういう背景があって「相承」を大事にしてきたのか、どうしてこれからも大事にしていこうとしているのか。
中学の歴史(だと思います)で、道元が曹洞宗開祖である、ということは知っていたのですが、そのあとも綿々と今日まで続いてきたんだなあ、と思うと感嘆するしかありません。感無量。
講師の方がおっしゃることには、師と弟子の関係であってもお互いに尊敬し、良いところを認め合うということが曹洞宗が今日まで続いてきた要因の一つだし、今後も大事なのではないかということでした。
提唱
言葉そのものは単純なのですが、奥が深い。すなわち難しい!!どう難しいのか、というと、自分で実践できるレベルまで理解するのが難しいです。言うは易く行うは難し。
道元の有名な歌で「春は花夏ほとどきす 秋は月 冬雪消えで涼しかりけり」という歌もあり、解説もしていただいたのですが、正直「???」です。
意味としては「春も夏も秋も冬も全部涼しい!」なんですけど、これだけだと「だから何?」になってしまいます。己が涼しいと感じていれば、いかなる状況でも涼しいものである、ということ?
また「禅語に学ぶ」で出た言葉も
- 「平常心是道(びょうじょうしんぜどう)
ありのままの世界をありのままに生きるということ」(※) - 「知足(ちそく)
物事に執着せず、満たされることは何かを知ること。」(※) - 「百尺竿頭進一歩(ひゃくしゃくかんとうにいっぽをすすむ)
(人生とは30メートルほどの竹さおの先端からさらに一歩を進めるようなものであるから)何事においても執着を持たず、全身全霊を精進に傾けなさい」(※)
などだったのですが、自分にとっての何が執着で、何が自然だったり、何が邁進すべき信念だったりがわかりません。。。きっとそれが理解できた時、人は悟りを開ける。。。のかなあ。
(※一部私の解釈が入っています。)
なかなか濃い90分x4でした。だけど、これだけじゃ理解できません。。。
本読もう。。。禅では1日1日が修行だそうですし。
まだまだ続く夏季参禅講習記事!!
ここまで「まあ、やるだろうなあ」って想像できるものを書いてきました。明日はそれ以外!!
ではまた明日!!
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参考WEBサイト
曹洞宗大本山総持寺について詳しく知りたい方はこちら:
曹洞宗大本山総持寺 Webサイト
曹洞宗大本山総持寺Webサイト(英語)
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